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20160903 パティオ・リハーサル室1

 前日から仕事で長野だったので、今日は午後から高速道路を飛ばし、練習会場に直行。練習開始10分前に到着。

 本日のトランペットはNrさんと私。他のパートもまずまずの出席率。フルートは新団員合わせて5人勢ぞろい。いいなー。

 基礎練習。練習会場のリハーサル室1は先週のリハーサル室2よりも広いせいか、全体的に音が混ざって、良く聞こえる感じです。6/8拍子のインターバルを省略してさらっと終わりました。

 1曲目はメンデルスゾーンの「吹奏楽のための小序曲」。本日は新団員をお迎えしたこともあって、フルートの準備を待って、冒頭から開始。といっても最初はホルンの3rdと4thのデュオなので、その次のBCLからスタート。以下指摘など。 

 同じフレーズの繰り返しは、まったく同じに吹くのではない、CLの旋律、目指しくていくところに向かって、熱く。18小節目、CLが旋律をFLに渡して伴奏に回ると、ちょっともたつく。37小節目あたりから、Pでメゾスタカートに。56小節目から頂点。FL音の出だしがきつい。僅かに早めに出てやわらかく。→指摘後はAdさん太鼓判。

 Allegro vivaceからはとても速いが、とりあえず少しゆっくりめで。全体的に、特に4拍目がオンビートに乗ることが大切。それはゆっくりのときの同じ。85小節目からの旋律はかわいらしく。105小節目からの旋律。いつも言われるように、細かい音はオマケ。主音が緊張弛緩をもって動くことを繰り返し合わせる。これはあとから出てくるのも同じ。113小節目からのタッカ、オクターブで動く人は下がった音を当てすぎてはいけない(確かに出しにくいが故にきばると下品です)。193小節目から、やっと和声の動きが最後まで進む。終わりに向かって進んでいく感じ。そして終わりはインテンポのまま。

 さて、この楽譜、原典を参照して編曲しなおした、ような触れ込みですが、音が間違っているとしか思えないところとか、吹きながらめくらなければならないページ構成とか、[ ]と( )がおかしいとか、ちょっと欠陥が多すぎるように感じます。誰だ、こんな楽譜を調達したのは、、、私だった。

 続いてシューマンのピアノ協奏曲2,3楽章、の予定でしたがさわりをやって休憩に。有名な曲なので、自分のパートとピアノの絡みを多少は聴いて把握したほうが練習の効率は上がると思います。(お前が言うな)

 なお、団員からピアノの代弾きの手が上がりました!次回から、、、ちょっと楽しみ。大変と思いますが、ありがたいことです。

 休憩後はブラームスのハイドン・バリエーションのフィナーレ。ここまでの集大成的なもので、色々な旋律が重なっていく。一本の筋があり、すぐ近くでなく到達点を見据えて音楽を作っていこう。ここで最初ティンパニへ「楽譜通りにたたいているかもしれないが違う」という指摘有り(しかしこれは、他の楽器の演奏も良くなくて、一緒に息が吸えてないので、気持ちのタイミングが合わなかったのだと感じました)。ZからCLとFLの旋律、テンポを変えずに煽るような演奏にしたい。インテンポでもスピード感を持つ、そんな演奏を目指そう。B’からは明るく。

 最後はa tempoでin 4、先週間違えたので、今週こそ、と思っていたのに今度は1小節間違えてしまいました(悔)。・・・来週こそ。

 そして予定通り、練習を早めに切り上げて、アンサンブル・コンサートに向けての団内発表会。私の参加する金管5重奏、クラリネット4重奏、トロンボーン3重奏の順で演奏しました。終わった後、納得がいかなかった金管5重奏はもう一度通しましたが、今度はとても良かったので、本番もこんな演奏ができると良いな、と思いました。さてどうなりますか。(了)

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