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A嬢もご満足

ゴマラン・ブラス・クインテット

12月6日(火)18:30開演 愛知県愛知県芸術劇場コンサートホール

 ガブリエーリ/5声のカンツォーナ

 プッチーニ/オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
 ヴェルディ/オペラ『アイーダ』より「凱旋行進曲」
 J.S.バッハ/G線上のアリア
 ジョン・ウィリアムズ/映画『スター・ウォーズ』より「メイン・タイトル」
 モリコーネ/映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より「愛のテーマ」
 大野雄二/ルパン三世のテーマ

前回の来日ではメンバーのうち3人が代理という異常事態でしたが、今回はフルレギュラー。
従って、ある意味本当の初来日と言えるかなと思いました。
相当強引にお誘いした結果、平日にもかかわらずご一緒してくださったA嬢と前から5列目のほぼ中央という恵まれた席で聴くことができました。

最初はガブリエリの4声のカンツォンをアレンジしたもの。並びはTp2-Tp1-Hr-Tb-Tbaで、不思議なことに1stTpがB♭管なのに対し、2ndTpがC管。どうしてこのような組み合わせになったのか?いきなりとまどいました(笑)。
で、今回もピエロポン氏の軽妙なM.C.によりコンサートが走り出しました。
2曲目はG線上のアリア,3曲目は「誰も寝てはならぬ」で並びはTp1-Hr-Tba-Tb-Tp2でTpは両方ともC管。ピエロボン氏はマウスピースを交換していました。やはり何かあるのか。。。
5曲目のアイーダでは2本のTpが歩き回ってコーラスも担当するという動きのある楽しいステージでした。


休憩 諸般の事情で昨夜十分に睡眠がとれなかった私はちょっと仮眠。(隣にA嬢が座っているので緊張していたという噂もある)


後半は映画音楽で、趣向を凝らしたステージが続き、「バスター・キートン・ブルース」ではピエロポン氏のハンドミュートの凄まじさが印象的でした。なにしろ楽器が鳴りきっています。
トリはルパン。M.C.ではちょっと政治的な話題にも触れ、争いが絶えない世の中だが、国境を越えて仲良くしたい、だからイタリアのルパンと日本のルパンの曲を合わせて演奏する、というような説明だったと思います。
アンコールは2曲。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、抱腹絶倒な演出で、私の隣の席のおっさんはマジで笑い転げていましたし、A嬢も声を出して笑ってました。途中、M.C.の内容が聞き取れないところがあって残念でしたが、それがわからなくても十分楽しめるものでした。あとで聞いたらA嬢も同じところが把握できず、「イタリアなまりの英語は聞き取りにくい」と言っていたので、ちょっとホッとしました(笑)。

サイン会で、氏(ホルン)にA嬢がホルン吹きだと伝えるととても喜んでくれて、後で宛名も書くと言われましたが、人の並びが詰まっていたので実際には書いてもらえませんでした。またピエロポン氏に私たちが楽器を吹いていることを告げると、こちらもたいそう喜んでくれて、サインの他、グループ名や日付を書き足してくれました。また氏も宛名を入れてくれようとしましたが、やはり私たちの後ろが詰まってしまい、遠慮せざるを得ませんでした。本当は1曲目で、なぜ2ndがC管で1stがB♭管だったのか聞きたかったのですが、短時間で問うには私の英語力が貧弱すぎました(笑)。誰か知ってたら教えてください!

A嬢から「コンサートを十分楽しんだ。」と言ってもらえたので、調子に乗って「もしご一緒してくれるなら私が(チケット代を)持つから、行きたいコンサートはありませんか?」と問うと、少し考えたあと
「シカゴ響」
・・・
このうえなく嬉しい回答だけれど、、、
まだ来日が確定してないことを見越して、上手く逃げられた?(いやいや実は…)

それに前回はS席が4万円超だったよなー。まさか私が貧乏なことを知っているから、、、

上記はフィクションで、シカゴ響を聴いてみたいというような発言はありましたが、A嬢は人を困らせるような意図をもって発言するような女性ではありませんので念のため。

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