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​コラボ

吉本新喜劇

2017年4月3日(月)16:30開演 中日劇場

2部構成で、1部は前座に「オレンジ」というコンビの漫才と弦楽アンサンブル。後者の曲はアイネ・クライネやチャイコ・弦楽セレナードなど、有名どころを無難に数曲。もちろんプロなので、目に余る失態みたいなのはないのですが、正直気合が感じられず退屈な演奏でした。劇場がデッドで音が飛ばないのも原因かもしれませんが、弦だけではちょっと苦しい。まあ正味の演奏時間は30分もない程度でしたから、許容範囲としましょう。ってちょっとえらそーですみません。

2部の新喜劇はとても面白くて、大筋のストーリーは破綻しているのに、オケのメンバーも交えて楽しいステージになっていました。なお、オケは1部の弦楽アンサンブルに打楽器とトランペット1本が加わった編成で、うれしいことにトランペットが結構活躍してくれました。おそらく日本センチュリーの首席・小曲 俊之氏だっただろうと思います。確信はありませんが。

楽しみにしていた山田花子さんのトランペットはちょっとしか聞けませんでしたが、そもそも全くの初心者で、このステージのためになんとか音だけは出せるようにした、という感じでした。ほとんど吹けない彼女が、ちゃんと吹けるトロンボーン奏者を厳しくレッスンして笑いを取るというネタです。ま、お約束の範疇ですね。

フィナーレは吉本新喜劇の第2テーマという触れ込みでしたが、客席からの手拍子で演奏が全然聞こえずどんな曲だったかよくわかりませんでした(笑)。

総じてオケ奏者の方々も楽しそうに演奏していたし、客席の反応も良かったので、たくさん笑えるステージで満足でした。

​せっかく中日劇場まできたので、同伴者の希望で山本屋本店(名古屋では有名なうどん屋)で食事をしましたが、希望した彼女が結局食べきれずに残してしまったというオチが。…おいしかったのに。

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